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Apple、「 #Apple Arcade 」を発表。今年秋に登場。これを同人ゲーム制作者の視点から考える

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Appleは「Apple Arcade」を発表しました。使用料を払えば100種類以上のゲームが遊び放題になるという月額課金タイプのサービスのようです。広告や追加課金はなし。iphoneからipadに切り替えて遊ぶこともできる。とのこと。
今回はこの内容を踏まえて、このニュースを制作者側からの視点で見てみたいと思います。

サイト

https://www.apple.com/jp/apple-arcade/

ゲーム開発者の視点から

Apple arcadeのようなユーザーが月額制支払いのサービスの場合、ゲーム制作者への利益還元はおそらくこのようになると思われます。

「月額課金額×人数÷自分のゲームがプレイされたパーセンテージ」

実際にはもう少し複雑な計算になると思います。そのうちの30%以内でいわゆる●●税と呼ばれるアップルの取り分も設定されることでしょう。さらに開発の段階で年間1万円くらいかかりますね。
この計算式の中で、開発者に利益が還元されると予想されます。もちろん、パブリッシャーを挟むとさらに利益は少なくなります。
これが、買い切り型のsteamや、グッズも一緒にいかがですか?ができる同人ゲーム即売会に比べてどうなのか。を我々は考える必要があると思います。

とはいえ、別記事に書いたようにインドでもスマートフォンが普及しはじめ、今後iphoneを持つ人口が急増するのも間違いないことでしょう。そして、その急増は既に起こってきていることなのだと思います。

昨年から続く、discordやEPIC gameなどのPCゲーのプラットフォーム増加に加えてstadiaや今回のapple arcadeのようなPC&スマートフォンでのプラットフォームの増加に対し、我々は自分の作るゲームがどこにマッチするのか。どこにリリースすれば今後も自分たちが作りたいゲームをリリースし続けられるだけのリターンがあるのかを考えていくことになると思います。

まあ、エロゲには関係ないんだけどな!

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